ちょっことスイス

1.サンモリッツ

サンモリッツへはチューリッヒから列車に乗っていきました。
日本人ツアーの客が同じ列車に乗っていたようで、ツアーコンダクターに引率され、賑やかに話しながら駅前から去っていきました。
泊るホテルは駅のすぐ近く。高台に見える大きなホテルです。ところが、スーツケースを引っ張りながら歩いていくと、すぐ目の前に見えるのに、坂道の勾配がきついせいで、大変なのでした。途中、高級そうなブティックの立ち並ぶ街並みを通ります。
安っぽい土産品店は見当たりません。坂道を上りつめたところに泊るホテル(クルム)があります。
サンモリッツの3日間は、快晴に恵まれました。それもそのはずです。サンモリッツの晴天日は年間平均で322日もあるといいます。

アイベックス

実は、着いた初日は夕方近くになると少し曇っていて、ケーブルカーそしてロープウェイに乗り換えてピッツ・ネイルという3000メートルの高さの展望台にのぼったところ、残念なことにガスに包まれていました。そこにある、ヤギの一種というアイベックスのブロンズ像の前で、たまたま一緒になった日本人夫婦から記念写真をとってもらいました。

山頂は風も強く、とても寒いのです。展望台に入って温かいコーヒーを飲んで、人心地を取り戻しました。お腹はあまりすいていませんでしたので、昼食がわりに甘いチョコレートケーキを食べました。ガイドブックには山頂の風は夏でも冷たいので、服装には十分注意しようと書いてありましたが、まったくその通りです。私たちは夏の服装のままでしたが、ロープウェイに乗り込んでくる人の大半は登山姿をきちんとしていました。

(2)セガンティーニ美術館

サンモリッツ

サンモリッツの町なかから美術館を目指してぶらぶらと歩いていきました。ちょっとした森のなかに遊歩道ができています。
いい気持ちで歩いていると、いつのまにか美術館に到着します。町の中心部から歩いて20分もかかったでしょうか。
とても小さな美術館です。丸い帽子をかぶった格好をした石積みの建物でうっかり見落としてしまいそうでした。暗くて狭い
入口でしたので、、もう閉館しているのかしらんと心配したほどです。
ここには画家セガンティーニの作品50点あまりが展示されています。2階の大きな部屋には、3枚の大作があります。
自然の採光を取り入れた室内は、ちょっと薄暗いですが、スイスの景色が、生、死、自然という3部作となっています。

(3)サンモリイツ湖

サンモリッツ湖を見下ろす高台にホテルが並んでいます。全世界に展開している超高級ホテルチェーンとして名高いカールトンホテルがありますが、明りは見えず、閉鎖されている気配です。

私はクルムという大きなホテルに3泊しました。外観は近代的なホテルですが、なかに入ると重厚なヨーロピアン・スタイルの格式高いホテルです。

サンモリッツ湖

避暑地として有名なサンモリッツは、とにかく涼しいのです。というのも標高1,800メートルの高さにある街だからです。


ガイドブックは次のように書いています。
サンモリッツに着いてまずやるべきことは、深呼吸。

サンモリッツの空気は、古くからシャンパン気候として有名だ。泡のなかで光の粒がはじけるような爽快感がある。いやあ、これが誇大広告とは思えない爽やかさが、たしかにサンモリッツ湖の周辺を歩いていると味わえるのでした。両手を大きく広げて、何度も深呼吸してしまいました。

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