ちょっことスイス

(4)ディアヴォレッツア展望台

展望台

昼過ぎサンモリッツ駅から列車で40分ほど先のディアヴォレッツアに向かいました。

スイスパスがありますから、駅で切符を買う必要はありません。駅の前からロープウェイが出ています。犬を連れてゴンドラに乗り込んでくる家族連れが2組いました。犬同士はすぐに気がついていても、お互い知らんぷりをしています。ヨーロッパでは犬のしつけが徹底しています。
10分ほどで高度3,000メートルに位置する展望台に着きます。目の前に氷河があります。4時間かけて氷河を横断して歩くツアーまであるのです。
ディアヴォレッツア展望台では、すでに日本人客が室内で食事中でした。外のかんかん照りの下にテーブルと椅子が並んでいますが、そこは日本人以外の観光客で満席です。ヨーロッパでは、直射日光をあびるのを女性も好みます。太陽の下でビールやワイン、そしてボリュームたっぷりの皿を目の前に楽しそうに歓談しています。まずはグラスで注文したシャンパンで喉を潤しました。昼食は軽いものしようと思い
カボチャのニョッキというものを食べてみました。フライみたいなもので、味はまずまずでした。

(5)ベルニナ特急

サンモリッツから有名なベルニナ特急に乗りました。このベルニナ特急は、周囲の景色が刻々と変化していきますから、抜群の人気です。

ベルニナ特急

片道2時間半ほどの旅で、イタリアのティラーノという町が終点でした。そこで2時間半あまり昼食をとって休憩し、夕方5時過ぎにサンモリッツに戻ります。ベルニナ特急は、スイスの山岳地帯を走ります。天井まで広々と空いた車窓からの眺めはまさに絶景です。高い山には木はなく、岩肌がごつごつざらざらしています。遠くの氷河を眺めたり、大きなループ橋を走ったり、楽しい旅です。
列車は高い山々のなかを走っていて、はるか下の方に深緑の湖が見えてきます。そして、谷間には人家も建ち並んでいます。ボスキアーヴォの街です。やがて、列車は一気に高度を下げ、ボスキアーヴォ湖を左手に見ながら進んでいきます。
そして、有名な観光名所となっているブルージオのループ橋に出て、見事に一周します。直径107メートルもある完全な円形の鉄道橋です。

(6)スイス・パス

スイスに行くとき、これまではスイス・パスといって、1週間通用するパスを日本で購入していました。
初日のチューリッヒの駅で、パスポートを添えてスイス・パスを差し出すと駅員さんが、日付を記入します。これをバリデーションと言います。
その日から1週間使えるのです。これは、駅の窓口でそのつど切符を求めて並ぶ必要がありませんので、時間を惜しみたい旅行客には欠かせない
ものになります。ところが、今回は最大1週間の旅行でしたので、手配してくれた旅行代理店が、気を利かせて3日間有効のフレキシーパスを用意していました。これは、連続して3日ではなく、1週間のうち3日間だけ使えるというものです。
スイスでは、フランスでも同じですが、駅のプラットホームに日付の刻印をする機械はあるものの、必ず車掌が検札に来るとは限りません。
ですから、検札にあわないと1日もうかることもあります。あいにく今回、私は毎日車掌の検札を受けました。

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